
県道139号線を進んでいくと、「十番札所 切幡寺 700m」の標識が見える。この辺りにはバスの駐車場があり、何台かのバスが休んでいた。
標識の角を右折すると、坂道の両脇に、食堂や売店、旅館などが建ち並んでいる。ここまでの平坦な道に比べ、かなりの坂(平均124‰)で、歩きの人にとってその覚悟をせまる最初の試練となることを予想させる。

山門にたどり着いたと思ったら、本堂はさらに三三三段を上った上である。
ほんとうに登り切れるのか、と思うあたりに「杖無し橋」がある。
両足がわるく、両杖でなければ歩けなかった女性が、ここまでがんばって来たとき、とつぜん杖なしで歩けるようになったという逸話。
10分以上かかったかと思うが、なんとか登り切り、お参りをすませて納経帳にサインを頂くときに、大変なことに気づいたのだった。
法輪寺で、納経帳にサインを頂くのを忘れていた。
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