2009年7月25日土曜日

秋月オシロスコープ


使っているのは、秋月電子通商にて31,000円で売られている、OWONのPDS5022S。
25MHz・2ちゃんねるのデジタルストレージ方式。

安い・薄い・軽い、本当に一家に一台あったほうがいいんじゃないかという便利なおもちゃです。

良いところ(アナログのオシロに比べて)
  • カラー表示。各Chや目盛、トリガ閾値などが色分けされているのでわかりやすい。
  • 画面が広い(面積が大きい)
  • STNの割には表示の反応が良く、気にならない
  • 本体はとても軽い
  • 機能がシンプルで使いやすい
  • 電圧・掃引周波数・トリガをボタン1つで自動設定できる(オートセット機能)
  • 周波数や周期、Peak to Peakが表示される
  • 普通に使えるプローブが2本ついてくる
  • 波形メモリが4 save point あるので、保存した波形と比較することができる
気になるところ
  • 説明書が英語と中国語(簡単。経験者なら不要のレベル。未経験者は市販書を読んだほうが良い)
  • 液晶の表面が光沢を持っているので、映り込みが目立つ(写真撮影などには不向き)
  • 同レンジのブラウン管方式に比べれば掃引線が太く、ドットが目立つ
  • 輝度入力がない(Z軸入力がない) → オシロテレビを作ることができない
  • ビデオ信号に関連した機能はデジタル化の時代には不要
  • 付属のPCソフトは波形のスナップショットをとるぐらいにしか使えない(FFTなどの処理は不能)
  • 本体が非常に軽いのでボタンを押すとバックする

というあたりですが、価格を考えると、ホビーユースなら十分な性能があると思います。

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