錠剤が落ちたかどうかを判定する簡単な方法は、発光ダイオードから放射される光をフォトトランジスタで受光しておき、モノが通ると光が遮られることを利用した、通過型センサを用いることでしょう。
さっそくブレッドボード上に作ってみました。左が発光部、右が受光部です。

TPS616のデータシートにあるスイッチング時間測定回路を、R=180Ω(LED電流を28mA)、RL=1kΩとして構成。このときのTLN119とTPS616の距離は、約15mm。
出力の部分には、動作確認のために2SC1815を介したモニタ用LEDを接続するとともに、完成品で使用する予定の十進カウンタにも接続。
あっさりと動作。
ピンセット、抵抗の足、耳掻きを順に通してみた。カウンタは16F84Aで構成し、シュミットトリガを内蔵したINT線を入力に用いているためか、意外にもチャタらずに大人しくカウントしている。抵抗の足のような細いモノでも反応してくれるのは少し感動するところである(すばやく動かした場合にはさすがに反応しないが)。
実験中、通過させる際にLEDやフォトトランジスタに触ってしまい、少し光軸がずれただけで動かなくなり、何回か動画を撮り直した。
なお、光入力時に出力端子に出ている電圧は、0.80Vであった。このときフォトトランジスタに流れている電流は約0.8mAということになる。
この実験から分かったことは、
実験中、通過させる際にLEDやフォトトランジスタに触ってしまい、少し光軸がずれただけで動かなくなり、何回か動画を撮り直した。
なお、光入力時に出力端子に出ている電圧は、0.80Vであった。このときフォトトランジスタに流れている電流は約0.8mAということになる。
この実験から分かったことは、
- 蛍光灯下でもフリッカに影響されず期待したように動く
- TLN119とTPS616のペアは実用的な指向性が見られる
- ちいさな錠剤の検出にも期待が持てる
- とりあえずチャタリングは起こさなさそうである
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