この555の単安定動作を使えば、10-20ms幅のパルスを作るのは簡単そうですね。

参考回路を探してみましたが、Signeticsのページでは見つかりませんでした。代わりにLMC555の参考回路を発見。しかも日本語で書いてあります。
もっとも簡単でデジタル的な振る舞いをする555の代表回路で、 ̄TRIGに負方向のパルスが加わえられると、OUTに指定された幅のパルスが得られるというものです。パルスの幅は、
TH=1.1 × RA × C
という式で得られます。
今回は、10~20msぐらいのパルスを得たいので、RA=100KΩ、C=0.1uFとして、ブレッドボードで実験しました。
昨日の回路(右図)の出力は

オペアンプの出力端子と、555のOUTにプローブを接続し、波形を写してみました。オペアンプが赤、555が黄色です。フォトインタラプタ部分を遮ってみます。
今度は見事に、1つのパルスとして整形されました。
最後に、フォトトランジスタのコレクタ電流と、555で整形した波形をのせておきます。
RA=100KΩの時

RA=330KΩの時

これで、多少のチャタリングにも負けない、丈夫なセンサ部分が出来たのではないかと思います。
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